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「世界の片隅に」の映画を見ての感想

あけましておめでとうございます.

ついに2017年(平成29年)になりました.

平成の終わりが決まりましたね,平成生まれとしては平成が30年で終わってしまうのは寂しい気もしますが,年号の計算が簡単なのは日常において助かりますね.

最近話題になりつつある,「世界の片隅に」を見てきたので,その感想をまとめておきます.

 

基本情報

監督: 片渕須直

制作会社:MAPPA

原作作者:こうの史代

公開年:2016年11月

感想

ストーリー

終戦前後の嫁いだ一人の女性の広島と呉での生活を描いた,ほのぼのした中に熱さ,強さを感じるストーリー.

戦争に関係するストーリーとなると人によって捉え方が大きく異なり,それをひとつにまとめることはできないと思います.

それを認めた上で僕の感じたこととしては,戦争の良し悪しではなく,いかにして自分に与えられた環境の中で幸せを見つけ,現実を受け入れるかでした.

主人公は常に自分がどんな人間か,世界(日本?)は今どのような状態かを理解し,受け入れ,それらを踏まえてどう生きていくかをきょとんとしつつも考えているように見えました.

過去にテレビドラマにもなったことがあり,知ってる人もいるかと思います.

絵や映画の効果

水彩画のような淡い絵によって表現されています.

ただ,ストーリーによる影響も関係しているのですが,前半はとことんつまらないです.

徐々に話題になってきているからといって映画館に見に来たのは失敗だったかな,と思うほどに.

ただ,後半になり,2点映画館に来て良かった,と思うことがありました.

ひとつは主人公が絵を描くのが好きなのに合わせた空襲の絵としての表現のしかたです.

現実では決してきれいなものではありませんが,カラフルな絵の具が飛び散り,そこに固定されてしまう非現実的な絵としての表現はいいと思いました.

もうひとつは失った右手の思い出に関する思い出がばっと出てくるときの音響の使い方です.ふとひぐらしのなく頃にも想起されるようなシーンではありましたが,遠くにいる自分が自分に声をかけ,あんなこともあった大事なものなのになぜ失ったのか,もし残っていれば新しい思い出ができたのではないかというような反実仮想の思いがよく表されていたと思います.

#最後の最後に失ったはずの右手だけが出てくるのはホラーぽくて怖かったです…w

おわりに

全体として「世界の片隅に」を映画館で観たことは失敗ではなかったと思っています.

でも1位になったりと,話題になるほどのもの,見なきゃ損だとまでは感じませんでした.後日レンタルで観るのでもいいかなと思います.